風景スケッチの楽しみ
1998-6-20
絵になる風景との出会い
地球があなたのアトリエです。
紙(スケッチブック)とペンさえあれば世界のどこでも風景スケッチをすることができるのです。
パリの街角で、ニューヨークの 五番街で、マッターホルンで、旅先の思い出をスケッチにできれば楽しいものです。
スケッチした葉書が親友に届けられればあなたの株も上がることでしょう。
記念写真も現像してみて自分が体験した感動とあまりにもかけ離れていてがっかりした経験はありませんか。
ちょっとしたあなたのスケッチが思い出を一層鮮明で深いものにします。
風景スケッチは風景画の下絵にするだけではありません。
静物画、人物画から、抽象画にも応用でき、絵になるモチーフを見る目を自然に養います。
何が絵になるのかはじめのうちは、ハッキリとつかめないものです。
が、スケッチを続けているといつの間にか絵になる風景と出会えるのです。
スケッチで実感と真実を
スケッチはまさに絵画の基本です。
画面構成、構図、動き、パース、光と影、空間、コントラスト(明暗)などあなたの造形性が高められ、自然や街並みと対話しながら楽しく、学ぶことができるのが風景スケッチです。
写真は現実であって、スケッチは真実を表現しています。
誰もが自分が感じている実感を誰かに伝達したいのです。
プロのカメラマンでもない限りどうしても いま自分が味わっている実感を伝達することが写真ではできないのです。
素人写真ではあなたの感じたままを表現することは難しいのです。
スケッチ歴、30年間の私のノウハウを公開しましょう。